株式会社 街路の企業理念
「私たちは、プロフェッショナルとしてその知恵と技術を以て、人と社会をつなぐ「道」を作り、地域社会の発展と向上、さらにはわが国を始めとして世界の都市環境向上に寄与していきます。」
この企業理念は、会社の目的や存在意義、使命を表現したもので、時代に寄らず不変のものです。
「企業理念」をベースに、 事業を通じて将来的に成し遂げたい企業の方向性を指すもの、これが企業ビジョンです。
株式会社 街路の企業ビジョン
VISION 1
「道義を伴った利益を追求します。」
VISION 2
「他社から奪いとる競争ではなく、「自己開発」に努める競争をします。」
VISION 3
「一個人の利益よりも、社会全体の利益になる仕事をします。」
これは、「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の著書で、多くの経営者や経営の神様といわれるドラッカーにも影響を与えた「論語と算盤」で著者が説いている経営哲学を株式会社 街路として実践するビジョンです。
渋沢栄一は、生涯で約470社もの会社設立に関わり、まさに日本のインフラを作り上げた偉大な実業家です。しかし、彼の偉大さはその功績だけではなく、今から百年以上も前に「資本主義」が内包する問題点を見抜いたことにあります。
「資本主義」は自分の利益を増やしたいという欲望をエンジンにして進むものですが、しばしば暴走して「利益最優先」で目的や方法はいとわないということになります。
渋沢栄一は資本主義のシステムの中に「論語」を織り込もうとしました。この論語に「ソロバン」という不釣り合いなものを掛け合わせ、「ソロバンは『論語』によってできている」と述べました。一見、相反するものに見える実業と道徳のバランスがとれてこそ、国や企業は富を築くことができると説いたのです。これが「論語と算盤」で渋沢栄一が説いている経営哲学です。
株式会社 街路は、この渋沢栄一の経営哲学に共感し、この経営哲学を実践する方策を経営ビジョンとして掲げました。
道義を伴った利益を追求します。
社会のためになる道徳に基づかなければ、本当の経済活動は長く続くものではありません。道徳と経済活動の両者がバランスよく並び立ってこそ、国家も企業も健全に持続的に成長することができます。これはトップページにも掲げた国連の持続可能な開発目標(SDGs)にも通じるものです。
他社から奪い取る競争ではなく、「自己開発」に努める競争をします。
他者から単に成果を奪い取ろうとすることはせず、知恵と技術で他人に打ち克とうとする競争を行います。お互いが商業道徳を尊重する意志を持ち、自己開発を努めることに邁進します。
一個人の利益よりも、社会全体の利益になる仕事をします。
人を評価するとき、単に成功や失敗を基準にするのは誤りです。それは、心を込めて努力した人の身体に残るカスのようなものであり、正しい道筋にそって行動し続けるなら、成功や失敗などとはレベルの違う価値ある生涯を送ることができると株式会社 街路は考えています。街路が目指す真のプロフェッショナル集団、これは正しい道筋にそって行動し続ける集団です。