お知らせ2021年11月 流動化処理土充填工事を行いました。

先日、道路工事を行っていた際に、宅地の下に大きな空洞が見つかりました。

家の真下で転圧ができない位置。そこで単に土や砂で埋め戻すのではなく、「流動化処理土」を穴に流し込み硬化させる工事をご提案し、施工させて頂く事になりました。

この工事は、穴のサイズや形がわからない場合や構造物等があって土の締固めができない場合に行われる工事で、泥に固化材を混ぜたどろどろの処理土を穴に流し込むと半月~1か月後に固まる、というもの。材料費は高額になりますが、締固めなしに地盤の支持力を得ることが出来る優れた工法です。

処理土が下水管などに流れ込むと管が詰まってしまいますので、事前に自治体や下水道局に連絡し了解を得てからの施工になりました。

穴が見つかってから、住民の方はかなりご不安だったと思います。今回この工事をご提案・施工することで、大きな安心をお届けできたと自負しております。

今後も街路は「安全第一」のご提案と施工を行ってまいります。お困りごとがあれば是非ご相談ください。

見つかった空洞。深さは6m程度、奥行きや幅は1~2m程度(詳細不明)でした。
処理土を流し込む前に、現場で品質検査を行います。
バキュームカーで運んできたドロドロの処理土を、ホースで流し込みます。
充填完了。1か月ほどでしっかり固まります。