Trademark ブロックコンシェルジュ
インターロッキングブロック舗装やコンクリート平板舗装、建築用ブロック工事、擁壁用ブロック工事等、「ブロック」のことなら何でも株式会社 街路にご相談ください。
「ブロックコンシェルジュ®」としてすべてのことをスマートに快適にサポートさせていただきます。
※®は、街路の登録商標です。
計画・設計・工事・維持・補修の一気通貫体制
株式会社 街路では、建設コンサルタント登録(国土交通省)と特定建設業の許可(工種10種)を受けているため、計画・設計・施工・工事・維持・補修の一気通貫の業務体制を構築しております。工事だけを請け負う企業、コンサルタント業務だけを請け負う企業が多い中、計画から工事・維持補修まで一貫した業務を請け負うことにより、現場の状況を把握し、その地域・地形・環境・利便性を考慮した質の高い工事を行うことができます。また、工事が完成して終わりではなく、維持と補修にも対応した安全で安心な体制を構築しております。
強靭な企業ネットワーク
株式会社 街路では、これまでの長年の業務で構築した関係企業との強靭なネットワークがあります。これらの企業と連携して、より質の高い、安全で安心な建設工事を実現しています。
「コア」と「フレキシブル」の共存経営
株式会社 街路では、これまで培った建設事業のノウハウとプロフェッショナルな人材には絶対的な自信を持っており、これらが事業のコア(核)となる経営方針は今後も変わりません。
一方で、建設業界では人手不足が深刻化しており、街路においてもそれは例外ではありません。加えて少子高齢化を背景にした熟練技術者の減少という課題もあります。首都圏を中心とした再開発プロジェクトなど大規模案件が続く中、人手不足と熟練技術者の減少への対応は喫緊の課題です。その課題解決に向け株式会社 街路は、最新工法の導入や工事の省力化・自動化、AI導入などの先進的技術開発などもフレキシブル(柔軟)に推し進めていきます。
株式会社街路は、インターロッキングブロック舗装の路盤からの一気通貫工事や「LCA(ライフサイクルアセスメント)分析」 「LCC(ライフサイクルコスト)分析」を自社で行うことができる日本で唯一の「インターロッキングブロック舗装専門会社」です。
- 一般のインターロッキングブロック舗装施工業者様は、ブロックを敷並べるだけですが、街路では路盤工事から縁石工事、植栽工事、その他インターロッキングブロック舗装を含めたすべての景観・外構工事を一気通貫で行います。
- インターロッキングブロック舗装の耐久性上、ブロックの下の「敷砂」とブロック間の「目地砂」の品質規格の遵守は生命線です。一般のインターロッキングブロック舗装施工業者様は、元請け企業様から供給された「敷砂」と「目地砂」を敷くだけですが、街路では自身で「敷砂」と「目地砂」が品質規格に適合するかを試験・確認し、自身で「敷砂」と「目地砂」を供給して、施工します。
- また街路は、インターロッキングブロック舗装の「デザイン設計」「構造解析・ 構造設計」「各種材料試験」「破損原因調査」「維持・修繕」「舗装全般のコンサルティング」「LCA(ライフサイクルアセスメント)分析」「LCC(ライフサイクルコスト)分析」を自社で行うことができる、日本唯一の会社です。

各業務については、街路のプロフェッショナルが責任をもって対応させていただきます。
業務内容 |
対応資格者 |
備考 |
・景観環境設計 ・各種コンサルティング |
・技術士(建設部門-道路) ・建設コンサルティング管理者 (道路部門) ・測量士 |
海外対応の場合 ・APECエンジニア ・IPEC国際エンジニア (建設コンサルタント登録番号 建 02 第 10742号) |
・デザイン |
・一級エクステリアプランナー |
ー |
・構造解析・構造設計 ・各種材料試験 |
・技術士(建設部門-道路) ・一級舗装施工管理技術者 |
ー |
・施工 |
・一級舗装施工管理技術者 ・一級土木施工管理技士 ・一級造園施工管理技士 ・二級土木施工管理技士 |
(特定建設業許可番号 東京都知事許可(特-2)第 74174号) |
・舗装原因調査 ・維持・修繕 |
・技術士(建設部門-道路) ・一級舗装施工管理技術者 ・一級土木施工管理技士 |
ー |
街路のインターロッキングブロック舗装に関する技術者は、以下の公的機関の委員を務めるプロフェッショナルです。
(一社)インターロッキングブロック舗装技術協会 技術委員会 幹事長
(公社)土木学会 舗装工学委員会 ブロック系舗装委員会 幹事長
(1)景観の形成と向上
インターロッキングブロックの形状・寸法、表面テクスチャおよび敷設パターンを組み合わせることで周辺環境に調和した舗装面を形成して、景観性の向上を図ることができます。
景観性向上を目的にインターロッキングブロック舗装を適用した事例
(2)環境の保全と改善
透水性インターロッキングブロック舗装、保水性インターロッキングブロック舗装、路面温度上昇抑制型インターロッキングブロック舗装(詳細は「事業概要―街路が得意とする新技術」のタブをご覧ください)、植生用ブロック舗装などを用いることにより、歩きやすい歩行空間の形成、地下水の涵養、都市におけるヒートアイランド現象の緩和などに役立ちます。
路面温度上昇抑制型インターロッキングブロック舗装(遮熱性舗装)の施工事例
(3)歩行安全性や車両走行安全性の確保
インターロッキングブロック舗装は、降雨時にも適度なすべり抵抗性を有しており、水たまりもできにくいため、歩行安全性や車両走行安全性が確保できます。
透水性インターロッキングブロック舗装の施工事例
(4)車椅子走行快適性の確保
従来のインターロッキングブロック舗装は、施工後数年たち、目地に段差ができた場合、車椅子の走行時に振動が生じることがありました。これを改善するため、ブロック表面に一定間隔のスリットを設けることにより、車椅子の走行時に振動を抑制したインターロッキングブロック舗装が普及しています。
車椅子走行時の振動抑制を図ったインターロッキングブロック舗装
(5)重荷重分野への適用
インターロッキングブロック舗装は、大型フォークリフトやトーイングトラクタ(コンテナを空港内で運搬するときに使うトラクタ)に対して十分な耐久性を有していて、またすり減り抵抗性や油分などに対する化学的抵抗性にも優れており、港湾ヤードや空港エプロンなどの重荷重分野にも適用できます。
港湾コンテナヤードに適用されたインターロッキングブロック舗装の事例
(6)安全な交通の確保
色彩の異なるインターロッキングブロックを用いて視認性の高い路面標示が可能であり、視認による注意が喚起され、車両の走行速度が低下するため(詳細データは「企業概要―街路の安全・安心への取り組み」のタブをご覧ください)、安全な交通の確保に寄与できます。
生活道路での安全確保を目的にインターロッキングブロック舗装が適用された事例
(7)再利用の容易性
道路の補修や地下埋設物の工事などにおけるインターロッキングブロックの再利用が可能であり、無電柱化を推進する箇所の舗装にも適している。また、震災時における復旧工事でもインターロッキングブロックの再利用が可能なため、早期に舗装が復旧できます。阪神大震災時後の調査では、84%のILブロックが再利用されたことが分かっています。
(震災直後)
(震災一週間後)
東日本大震災時のインターロッキングブロックの再利用による舗装復旧
(8)ライフサイクルコストやライフサイクルCO2の削減
インターロッキングブロック舗装は、アスファルト舗装に比べて初期建設コストは高いものの、維持・修繕にかかる費用が安いため、ライフサイクルコスト(原材料生産から原材料運搬・製品製造・施工・供用・廃棄までをすべて含めた舗装の一生涯にかかるコスト)ではアスファルト舗装よりも優位になるとの論文が土木学会で報告されています(詳細は、HOME-街路図書館―唐澤他:車道におけるインターロッキングブロック舗装の長期供用性調査とライフサイクルコスト試算, 土木学会論文集, 第14巻, 2009年12月をご覧ください)。
また、インターロッキング製造メーカではインターロッキングブロックの原材料に高炉スラグ微粉末(製鉄所の高炉より副生される高炉水砕スラグを微粉砕して製造される水硬性の混和材)などを使用してアスファルト舗装よりもライフサイクルCO2(原材料生産から原材料運搬・製品製造・施工・供用・廃棄までをすべて含めた舗装の一生涯に排出されるCO2)を低減する取り組みを進めています。
インターロッキングブロック舗装とアスファルト舗装のライフサイクルコスト試算の一例
(出典:唐澤他:車道におけるインターロッキングブロック舗装の長期供用性調査とライフサイクルコスト試算, 土木学会論文集, 第14巻, 2009年12月)