区部の下水道管は今後ますます老朽化が進みます。
老朽化した下水道管は、道路陥没の原因となることがあります。このため、老朽度の調査を行い、既存の下水道管をできるだけ有効利用しながら、更新にあわせて能力不足の解消などを図る再構築工事を行っています。
・北区滝野川現場周辺地盤は、軟弱地盤と想定されている為鋼矢板を圧入し、山留完了後下水道管の取替を行っていきます。
今回は、現場周辺道路が狭く一般的な圧入機の設置が困難な為0.2㎥クラスSKSパイラーにて圧入を行ないました。
・下水道管内調査後、有効活用可能箇所にて内面被覆工事(SPR工法)を行なっています。既設管内へ、硬質塩化ビニールで出来たプロファイルを専用機材にて引き込んでいきます。引込後プロファイル周辺にモルタルを充填し既設取付管の削孔を行ない補修し作業完了になります。
工事期間中は近隣住民の方々へ迷惑にならないよう、細心の注意を払い工事を行ってまいりますのでご協力よろしくお願いいたします。
