杉並区今川で、生活道路を透水性舗装に変える工事が進行中です。
昨今の夏の雨量の増加により、下水や川が溢れそうになり皆様も不安な思いをしていると思いますが、洪水の危険の軽減のため、雨をできるだけ土中に浸透させ下水に流れ込む量を減らす取り組みが東京都及び市区町村で進行しております。
この工事もその一環で、水にしみこまない密粒アスファルト舗装をはがし、路盤から透水する構造に変える工事を行っています。
写真をご覧いただくと、アスファルト合材中の骨材の粒が荒く、揃っているのが判ると思います。
路盤も透水しやすい材料を使っており、透水性を確保しています。
また最近では、アスファルト精製時の温度を従来よりも低くし二酸化炭素の排出量を抑えた「中温化アスファルト」を使用しております。
従来よりも温度管理が難しくなりますが、昨今の気候変動の急激さを見ると必要なことだと思っております。
Co2をできるだけ排出しない取り組み、実際に起こっている気候変動への対応は今後すべての産業で必須となってきます。
街路も時代に遅れないよう、しっかり勉強し、積極的に対策・対応していきたいと思います。







