本工事は路面改良工事(地域状況に合わせて使いやすい道路にする工事)として5月初旬より着手いたしました。
その工事もいよいよ終盤に差し掛かりました。
道路のアスファルトは普段私達が歩いている舗装=表層と、路盤の不陸を整正して表層に加わる荷重を均一に路盤に伝達する役割をもつ鋪装=基層の二層構造になっています。
こちらはそのうちの基層アスファルトを敷く工事を行っているところです。
施工は主にアスファルトフィニッシャーという重機でアスファルトを敷き詰めていきます。
広い面積に敷き詰めていくのにとても心強い重機ですが、細かく均したり端部まで敷くといったことは苦手なのでそこは人の手で敷き均していきます。
積んでいたアスファルトを全て下した状態のアスファルトフィニッシャー。このような構造になっております。
アスファルトを敷き詰めたらランマやロードローラーを使って踏み固めていきます。
このようにきれいに仕上がりました。一見完成しているように見えますが、次の工程で表層を敷いていくため、その厚み分一段低くなっています。
最後に仮の白線を引きます。表層工事をすると埋もれることになりますが工事の途中でも日々使われる生活道路のため、通行時の安全のために欠かせない工程です。
基層工事が終われば次は表層工事に取り掛かり、それが終われば施工完了となります。
工事完了まであと少しですが、安全にそして近隣住民の方々へ迷惑にならないよう取組んでまいります。